第283回 昨日の新聞の続き

前回の続き。

朝10時に車検のために預けておいた車が夕方5時には仕上がるということで、5時半頃に車を引き取りに行った。しかし車はなくまだ車検を終えていなかった。というよりかはまだ車検がされていなかったのだ。???

よくよく考えてみれば、これまで車検のために車を預けた際には車検を通すにあたって、どこまでの作業を取り入れるのか、その金額はいくらかといった電話が車を預けた後に必ず携帯にかかってきて、それで本人の了承を得てから車検の作業に入るというのが過去車検を受けた際のパターンであった。

しかし今回はいつまでたっても電話がかかってこないのでおかしいなとは思ってはいたものの、まさか車検自体がされていなかったとは思いにも及ばなかった。

本来ならば車を預けた後に車検を実施する工場から、車検を申し込んだガソリンスタンドにその作業見積もりの報告がいき、そのガソリンスタンドから自分の携帯に了承を得るための電話がかかるという手順であった。

工場からガソリンスタンドへ見積もりは送ったものの、ガソリンスタンドであるお店から自分のところへの電話が何らかの手違いでなかったということである。そのため本人の許可がとれないため車検の作業を開始することができなかったというわけである。

やはり先週そのガソリンスタンドへ行った際に心の中で危惧したことが現実になったということだ。

車検に車を預けた際にはいつもは電話がかかってくる。しかし今回は電話がかかってこなかったので、その時点で自分もちょっとおかしいとは思っていた。そのため自分から電話をして問い合わせてみるべきであった。今回のことは自分にも確認を怠ったという点で意識に対する甘さがあったと反省するところもあった。

しかし今回のことから、やはり日頃からの従業員の態度や習慣、日々の行動がそのまま仕事の結果としてあらわれてくるのだということがよく分かった。前回にも書いた通り従業員の身だしなみをはじめ、外回りやトイレの状態、掲示物の状態がそのまま今のその店の実力だということである。

これは決して他人事ではない。今回のことは自分にとっては不服であったが、逆に言えば自分や自分の店の現状を見直すよい契機となった。このような恥ずかしい思いは自分や自分のいるお店では決してさせてはならないと強く思ったのである。そう意味では今回の気づきを与えてくれたことには感謝する面もあったのだ。

さて、肝心の車検は明日の夕方までに終わるということである。お詫び代として代車の費用は差し引いてもらったのがわずかながらの慰めであった。

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