第282回 昨日の新聞

本日は自分の愛車の車検の日である。このブログ記事を書いた後に行ってくる予定である。

車検をどこで受けるかは人それぞれ色々な考えがあって違うと思うが、自分はここ数年は行きつけのガソリンスタンドの会社で車検を受けている。

理由は単純で、車検を受けると次の車検までの期間に給油する際にガソリンが割引価格になるからだ。過去に色々なところで車検の見積もりをとったが、価格は多少はひらきはあるにしてもそれほど大差はなかった。となると毎月定期的に支払うガソリン代が抑えられる方が長い目で見ればお得ではないかと思ったからである。

そういうわけでいつものガソリンスタンドで車検の予約をするために先週行ってきた。その際に車検の見積もりをとる際の参考にするために今乗っている車の簡単な点検を毎回してもらうわけだが、その際に店内に置かれていた新聞を読んで待つことにした。

しばらく読んで気づいたことであるが、なんとその新聞は当日のものではなく昨日のものであったのである。???店内には新聞がこの一部しかなく他の新聞は見当たらない。もし当日の新聞もあれば、昨日のものをひき忘れたといったことも考えられたが、まわりをよく見渡しても新聞はその一部だけであった。

いったい何故かよく分からなかった。たかが新聞と思うかもしれないが、そのことがあって以来、自分の中ではそのガソリンスタンドやその会社の車検に対して一抹の不安を感じた。

ふつうどこの店へ行っても新聞は当日のものを置いておくのが普通で、前日のものは当然下げておく。それはその店の従業員の仕事であるわけで、それができていないということは気配りが行き届いていないということになる。

自分の勤務している店でも、店内に貼られている掲示物でも期限がすぎればもちろん取り外している。また年末に飾るクリスマスツリーもクリスマスが終われば片付けて12月26日には店内にはもちろんない状態になっている。フェアーが終わっている掲示物が店内に残っているということはとても恥ずかしいことなのである。つまりは店員、従業員の管理が行き届いていないということであり、意識がとても低いといったことにつながるわけなのである。

だから自分は点検を待っている間に心理的にちょっと不安に感じたのである。車はいってみれば自分の命を預けるものなので、もしも点検に不備があったとしたら、などと考えてしまった。

今回はガソリンスタンドであったことであったが、自分も店で働いている以上、店内に限らず、店の外回りであったり、喫煙所の吸い殻の処理、トイレの手直しなどがもし行き届いていなかったら、同じような不快感をお客様に与えていたのではないかと思った。

今回のことで改めて、ふだんから言われている店の清掃や掲示物等の細かな管理がなぜ大切なのかといったことが理解できた。今回のことを自分自身の仕事をしていく上でいつも気に留めていきたと感じ、糧にしていきたいと思った。ある意味、今回のことは自分にとってはいい勉強になったのである。

コメント

タイトルとURLをコピーしました