第78回 AIペット

チャットGDPに代表されているように、今ではAIに話しかけたり質問したりするとすぐに気の利いた回答をしてくれる。困った時には助かるためとても便利な世の中になったと思うが、逆に使い方を誤ると取り返しのつかないことにもなる。

包丁も適正に使えば食材を切って調理をする際にとても役に立つ便利な道具であるが、一方違った使い方をすれば凶器にもなりうる。チャットGPTに質問する際にもそのへんを考え常識をわきまえておかなければならない。

今後はさらに進化してAIが人間とふつうに話し合うことも可能になってくるであろう。会話の際にも冗談を交えるようになるかもしれない。そこで他人を傷つけるようなニューアンスのことをAIに話しかけたらAIはどう対応するのだろうか。いきすぎた質問やタブーなものは取り扱ってはもらえないのであろうか。

動物を飼っている場合はよくペットは飼い主に似ると言われるが、AIも持ち主である使用者の特徴や性格を理解した上で使用者本人に好かれるような答え方をするのであろうか。逆にかの有名な22世紀の未来からやってきた猫型ロボットのようにしっかりとした理性を持ち合わせた言動で使用者が間違った方向にすすまないよう諫言し諭すことができるのであろうか。

ものの考え方は千差万別で、人間10人いれば10通りの価値観があると思う。AIも人間のように色々な性格のAIが今後でてくるであろう。AIをどういったことに使うかはそれを扱う人間自体にかかってくると思う。将来はAIをみれば持ち主がどういった性格であるか分かるといった日が現実にくるのかもしれない。

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