2月3日は節分である。自分の子供の頃は「鬼は外、福は内」と言って鬼のお面をかぶって豆まきをするのが一般的であった。
しかし今、節分では恵方巻を食べる風習が全国的に広まっている。昔はなかったこの風習が今の時代の節分の風景である。
ではどうして豆まきから恵方巻へとここ数十年で変化していったのか、自分の考えとしては豆よりも丸かぶりすしの方が商業的に優れていたからではないかと思う。
例えばクリスマスではケーキ、バレンタインデーではチョコレート、節分では丸かぶりすしとどれもお金を使っていくイベントである。例えば誕生日であればプレゼントをしたり、お祝いに食事をご馳走したりもするように世間一般の人が消費をするように仕向けるよう企業はお金を使って宣伝しているのである。結果その宣伝の費用を上回るくらいにお客様が来られ売上をあげれれば売り手は大きな利益をあげることができるのである。お正月がおわればコンビニではさかんに恵方巻の宣伝をしているのはそのためであり、これまで知らなかった人もうまく取り込んでいっているのである。
豆まきでは確かに豆は売れるかもしれないが、ただ単に豆だけ売ろうという気にはなれないかもしれない。しかし恵方巻では海苔を売る会社、米を売る、炊く、業者や一般のスーパー、お寿司屋さん、コンビニなど恩恵を受けるところは数知れず、しかも恵方巻の具は何が入るのか決まったものがないために何を入れるのかバラエティにも富み楽しさもある。そう考えれば自然と普及していったのには、売りたいと思う人の力が自然とでるようにできているからでもあると思う。
以上は私の勝手な私見でありあくまで推測であるが、考え方を変えればなるほどどういった見方もあるんだなと思っていただければ思い切ってここに書いてみたかいがあったといえる。さてみなさんはどう思われたであろうか。
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