第24回 図書館で本を借りる3つの効能

最近家の掃除をしていて過去に買った本や昔よく聞いた曲のカセットテープ、MD等が山ほどできてその処分や保管に頭を悩ませている。

実は最近では読みたい本があると本屋では買わずに自宅近くの図書館から本を借りて読んでいる。とはいっても読みたい本が行ってすぐ借りられるというわけではなく、たいていはもうすでに誰かに借りられているか、市内の他の図書館にありそれを取り寄せてもらって予約するというスタイルをとっている。

それじゃ読みたい本がすぐに読めないので本屋で本を購入した方がよいではないかと思うかもしれないが、ここで図書館で借りた方がよい3つの長所について述べてみたい。

まず1つ目は衝動買いが必然的に防げるということ。つまりその時に読んでみてすぐさま買ってはみたものの勢いは最初だけで仮に熱が冷めて読まなくなった場合に無駄になるということである。他のものに置き換えても同じであるがほしいと思った場合にしばらく時間をおいてみることでもしその後に興味がなくなった場合でも図書館で借りていれば返却することで無駄な買い物にはならないということである。

2つ目は図書館で借りると返却期限が決められているため、基本的に期間内に読まなけらばならず必ず手に取って本を読むという習慣がつくということである。もし購入してしまえば所有権は自分のものとなり、もし読まなかったとしても今後永久に読むことはないという可能性がないこともない。もし図書館から借りて全て読めなくても期限があるということで読まなければならないという意識の違いが大きくその本との向き合い方が購入した時よりも大きいのではないか。とくに図書館で借りる場合は一般的に期間は2週間ほどであり、万が一それ以上たってしまった場合は1つ目の理由と同じく今後読む可能性は著しく低くなり無駄な買い物となってしまう。仮に読もうという意欲や興味がなくなった場合でも借りていれば返却することでおしまいであり本と購入代金が無駄になるリスクはない。

最後に3つ目をあげるとすれば冒頭で触れたように、購入後は本の置き場や処分に気をつかうということ、困ってしまう場合があるということである。特に何回も読み直してみたいというもの以外は意外と手元になくてもよいものではないか。特に絶版にならない限りはまた読みたいと思えば本屋や図書館、電子書籍でも読めるわけであり、とくに所有することにこだわる必要はないと思う。

自分自身本を購入する基準は基本的に一回読んで終わりではなく2回以上何度も読み返すものと決めている。もしそうでなければ買わないか、買ったとしてもまた売りにだすという方針をとっている。今ではキンドルのサブスクで月額一定料金で読むこともできるのでそういったサービスも積極的に取り入れている。でもやはり個人的には期限のあるものの方が手に取って読んでしまう割合が高くなぜか読めてしまっている。よって今後も継続して図書館を利用するであろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました