第166回　長期投資

今回もタイトルはお金に関することに感じるかもしれないが、実は時間の話。

来年から新積み立てNISAが始まり長期にわたって資産運用をしていく傾向がみられるが、この長期でお金を毎月決まった金額で投資していくということを、毎日の時間で考えられないかということが今日の趣旨である。

よく忙しくて時間がないという人が多いが、たとえ忙しくとも一日の中でも数分、時間があることは必ずあるはずだ。

ちょっと空いた時に携帯を見る時間なども含めて、そういった何気ない時間を集大成すると一日の中でこんなにも時間があるのかといったことに気づく。ようは本来ならばある時間に気づかないということである。

たとえ一日5分の時間を1週間にすると35分にもなる。こういった時間を自分がどうとらえるか、これによって自分の今後の在り方が大きく変わってくるのではないか。

どんなことでも視点をかえてみれば大きな気づきとなる。知らない間に長期で積み立てたお金が、ある時に気づいてみたらこんなにも貯まっていたのかというように。自分も数年前から積み立てNISAで毎月一定額を投資しているが忘れたころに確認してみたところやはりそう感じることがあった。

時間がないことを言い訳にせず、こんな小時間だけあっても意味がないと思えることでも、それをコツコツを積み重ねていけば長期的にみれば大きな資産になることを忘れないようにしていきたい。