第165回 リスクとリターン

今回の題名を読むと投資の話と思えるかもしれない。それもあるが投資以外でも、例えばギャンブルなどでも大きなリターンを得るにはそれなりのリスクをとらなければならない。

競馬でいえば、本命の馬に賭ければ大勢の人も同じようにかけている場合が多いので倍率は自然と低く設定されていることになる。しかしあまり人気のない大穴狙いの馬に賭けると倍率は大きい。しかし当たる確率も極めて低いこととなる。

自分はといえば、初めて競馬をやった時には一番確率の高いが一番倍率の低い馬に一点賭けをして見事に当てたことがある。いわゆる単勝式で確か1.1倍か1.2倍だったような気がした。しかしその後に倍率の高い複勝式で賭けたところ全て外れたという記憶がある。

つまり大きく儲けようとすればそれだけ危ない橋を渡らなければならい。しかし儲けは小さいが確実に当たる方を選ぶ方がどちらかといえば無難である。自分はどちらかといえば後者の方が好きである。

人間はよく深いものでいったん当たりだすともっと当たるのではないかといった欲望がでてしまい、また負けた場合でもそれがたとえ小さくとも取り返そうとやっきになってしまう。それがギャンブル依存症のように抜けられなく要因となってしまう。自分もどちらかといえばそういった傾向にあるので、昨日の記事にも書いたようになるべくはギャンブルには近づかないようにしている。もしやるにしてもはじめからいくらまでは遊び代として使用するがそれ以上は使わないと決めておき適度に楽しむのがよいかと思う。

個人的には自分は資産がマイナスになるのは嫌なので、ポイ活のようにたとえ小さくても確実に貯めていけるものにはなるべく継続していくようにしている。ちりも積もれば山となる、雨だれ石を穿つともいうが短期的に見ればたいしたことのない、ささいなことでも長期的にみればあっと驚くほどになる。長期投資でも、また自分自身によい小さな習慣でも毎日コツコツと繰り返していくにつれて知らない間に大きく貯まる、そういった地道な行為を好んでいる。

何でも短気で成果をだそうとすれば、それだけ負担は大きく困難を極めるが、長期視点で、毎日無理のない確実にできることを積み重ねていくことが、結果的には誰でも簡単にできて成果が最も高い方法なのではないかと最近思った次第である。

大きく儲けられるがマイナスになるかもしれないギャンブルはしない。しかしもらえるポイントは少ないがやった分は確実に得られるポイ活は継続してやる。「スリルよりも地道な行為の継続」、この自分スタイルを今後も貫き通したい。

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