第14回 プロとは量である

プロとは量である。この言葉は本を読んでいて2度見た言葉である。ある職業を生業として活きる人は基本的に同じ仕事、同じ作業を毎日繰り返し行っている。もちろん毎日莫大な量をこなしていくことになるのであるが、その中でももちろん品質、質といったものも求められるのである。その質をあげるためにはまず量をこなすことが必要であり、その過程で質の向上が図られるのである。つまり質をあげようと思ったらまずは徹底的にやりこむ(練習する)ことが必要なのである。

なぜこのようなことを書いたかといえばブログを書くと宣言しておきながらここ1か月以上継続できずにいたからである。なぜかと考えた場合、自分自身、書くと決めたからにはよいものを書きたい、自分が納得できるものになっていなければならないという思い込みがあった。つまり質を重視したのである。

しかしそのために納得がいかないものはだせないということで結局それが毎日できない原因になってしまったのである。よくよく考えてみると完璧を追求したいということは長い目で見れば、出来はいまいちかもしれないが毎日継続するといったいわば「量」を重視するべきであったように思う。それが「質」へと変換するのではないかといった考えになってきたといまさらながら反省をしている。

逆に書く側の視点ではなく見る側の視点に立ってみるとどうであろう。ブログやYouTubeの更新頻度の例をあげてみればわかるように、毎日もしくはいつも決まった日時にあげている人は頻度がまばらな人と比べて信頼度が高いのではなかろうか。見る側の視点からすれば作品の質といったことよりも毎日決まった日、決まった時刻にそこにあるということの方が安心するしそれを読むこと、見ることが生活の一部となりその人にとっての習慣になるからである。実際に自分も実際にチャンネル登録をしているYouTubeも決まって一定の日時に配信されるのでそれをみることが習慣化になってしてしまっているのである。

そのように考えるとまずは自分が納得いくかいかないかといったことよりも出来はいまいちでも毎日継続することから始めてみようかと改めて思った。こういったことは何も特別な技能がいるわけでもなくだれでもができることである。本当に難しいのは毎日できる簡単なことをひたすらに続けていくということである。何かの本で一か月の三分の二を毎日継続すればそれが習慣になるということを読んだ。

仕事でも出来は70~80%でも期限までにだす人と100%を目指すあまりに期限をすぎた人とではいくらよいものをだしても期限をすぎてしまえば価値が0になるといったこともよく言われる。自分もまずは「量」を継続するといったことから信頼を得て、その結果として「質」の向上につながっていけるように努めていきたい。

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