昨日いつもの行きつけの床屋で散髪をしてスッキリしてきた。久々に行ってみると内装を一部変更していて綺麗になっていた。できて10年以上経っているので不具合もでてきているということなので改装したということである。
そこで感心したことは席数を1つ減らしてお客様にはゆったりとした空間を提供しようとしたというものであるが、それだけではなく料金も少し値上げをしたということである。
ただ単に客席を減らすだけならお客様には居心地がよくなってよいがその分お店側にとっては利益を少し減らすことになる。しかしその分を昨今の原材料費高騰の社会情勢をふまえた上で値上げをすることで客席を減らした分を補ったということが上手いやり方だと思った。
また会計時にはクレジットカードや電子マネーでの支払い方法の他に今はやりのQRコード決済もできるようになっていた。自分としてはいつもこのQRコードで支払いすることが最近多いので今回以前よりも便利になっていてとても助かった。
以上のことをふまえ感じたことは、お店も年数を経てよりよく進化していっている、いうよりは進化させているということである。本当に何もしなければ、改装工事の費用やレジでの現金以外で支払いをするために導入した決済端末の手数料など店側が負担する余計な費用を払わずに済んだのに、こうしたお客様にとって便利な機能を先行投資することによってかえって店内での居心地や支払い時の使い勝手がよくなって以前に比べてお客様を呼び込んでいるのではないかとも思った。
人間も同じで自分自身に何も投資しなければお金は減らない分、自分自身の成長はない。しかし自分を磨くためにより高度なスキルや専門の知識をつけるために学びにお金を使えばその分、魅力的な自分に変身することも可能になってくる。
今の自分が目先の小さなことにとらわれてお金と時間をケチっているのではないかとふと考えさせられた出来事であった。
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