第226回　安物買いの銭失い

今朝もパソコンの立ち上がりが遅く、またパソコンで記載ができないのではないかと危惧したがいつも通り無事に起動した。昨日はスマホで記載したが、パソコンで打つのが慣れているせいかいつもとは勝手が違い文章の打つ流れも違っていつものリズムが取れなかった感じであった。

しかしそうであってもスマホの場合はパソコンとは違い、このブログ記載画面を呼び出すまでは圧倒的な早さであり、起動してからの瞬時の入力までに至る時間に限っては圧倒的にスマホの方が早い。

実は今、この文章を打っているパソコンも購入してから10年が経っているため、だんだんと反応が鈍くなっている。そろそろ新しいタイプのものを買いかえた方がよいかと思っているが、まだ壊れているわけではないしということでそのまま使っているのである。しかしなかなか立ち上がらなく待っている時間や文章を変換する速度の遅さなどが最近とても顕著で気にさわるようになっているのである。よくよく考えてみればこれらの待っている時間を積み重ねていけば膨大な時間ロスというものが発生していることになるのである。自分では実感がなく気づかないだけであるかもしれないが、古いものを使い続けているということは結果的には自分の時間を浪費していることにつながるのである。

話は変わって、昨年に数年間使っていた電気ひげそりを新しく購入した。なるべく安くすまそうと大手家電ショップの割引券を使い、またたまったポイントでも購入しようと型落ちしていても極限まで安いものを選び購入した。当時はとても得をしたと思っていたが、最近になってすぐに充電した電池がなくなり止まることが多くなってきた。また充電するがすぐに切れてしまう回数も多い。以前に購入したものに比べ寿命がとても短く、このままだったら再び買い直さなければならないと思った。

結局は安く買ったつもりが、また購入し直さなければならないことになったため、そういうことなら初めからしっかりとしたものを買っておけばよかったと感じ、かえって高くついてしまったと後悔した。

安ければよいという考え方、また製品の寿命を超えて無理して使うことも、それは自分の使える時間のパフォーマンスが落ちるだけでかえって効率が悪くなることになる。ここは寿命がきたものにはこれまで長い間ありがとうと感謝の気持ちを持って、新しいものにするといった決断をすることも大切なことであると感じたのである。