今日はちょっとしたプライベートの雑談である。家の冷蔵庫には必ずといっていいほどヨーグルトが入っている。特にヨーグルトが好みというわけでなく、妻が買い物の際に必ず買ってくるのである。妻の実家では必ず冷蔵庫にはヨーグルトが入っており毎日食べることが習慣になっているのである。
結婚する前には自分も同じく自分の実家で両親と暮らしていたわけであるが、その時期には実家の冷蔵庫には缶ビールがほぼ常に入っていた。そのため毎晩ビールを飲む習慣ができてしまっており冷蔵庫にビールがないとなんだか心もとない気がしてしまったものである。
しかし結婚してからは妻の実家ではお酒類は飲まない家庭なので、もちろん今現在の我が家の冷蔵庫の中にはアルコールが入っているはずもなく、結婚当初は飲みたくなってたまらない衝動に何度もかられてしまった。
一時期は自分で買ってきて飲んだりもしていたが、妻がいい顔をしないのと、経済的にも厳しくなっていくのでだんだん飲まないようになってきた。
今では時々外食した時に少し飲む程度で家ではほとんど飲むことがない。しかし逆に今度は毎日ヨーグルトを食べないと何だか食事をした気にはならなくなってきている。日本人が食後にお茶を飲むように今の自分は食前にビールを飲むことよりも食後にヨーグルトを食べるような体に知らず知らずの間になってしまったのである。
このことから考えられることは習慣の力はすさまじく、これは自分が自らそうしようと思ったわけではなく状況をうまく設定することによって、つまり自らなりたい状態を自らつくりだすことで自然と身についていくものではないか。これを自ら自分が身につけたいと思っていることに積極的にとりいれていけばいいということを言いたかったのである。
冷蔵庫の話はあくまで一例で、自分が毎日必ず行っている習慣の中から自然に組み入れられるものにすればそれが習慣となって知らず知らずのうちに身についていくのではないか。今では起きてからテレビをなんとなくつけて見るといったことはしなく、スマホで音声配信のVOICYを聴きながら身支度を整えているのである。聴く内容は、テレビのような情報のたれながしをなんとなく聞くのではなく普段の生活で役に立つ前向きな考え方をもてる話を毎日聴いて昨日にはなかった新しい考え方や学びを取り入れていっているのである。
自然に取り入れられる習慣としては朝起きた時に「おはよう」と言うことや歯磨き、顔を洗うといったこと、「いってきます」「ただいま」「いただきます」「ごちそうさま」などの挨拶や礼儀作法、こうした意識しなくても自然とふるまえる行動にこそ大きなチャンスが隠されているのではないか。これから理想な自分になっていけるような知らず知らずのうちに身につけられるような良い習慣を創っていけるようにしていきたい。
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