第269回 春眠暁を覚えず

なかなか朝、起きることができない。この時期、朝の布団の中が心地よくなかなか布団からでることができない。また心の中のモヤモヤした悩みもあったりと布団からでて現実に直視することに抵抗感を感じている。

結局は時間ギリギリになって起きて慌てて準備するのであるが、自分自身精神的に弱くなかなか早起きができない。なんとか自分の決めた通りに早く起きて朝活をやりたいが意志が弱く実行にはいたっていない現状である。

「朝起きれない」という言葉を聞くと、昔の登校拒否といったことを思い出す。学校に行くことに抵抗感があるため、まさにその第一歩である布団から出るという行動が心理的に不安なこともありなかなかできないのである。自分も似たような経験があるのでその気持ちはよく分かる。

かといって、ずっとこのままではいけない。人間楽な方へ流れてしまうのは誰しもあることだが、そこをなんとか乗り切っていかなければならないのだ。

嫌なこと、不安なことがあるから起きれない。だとしたらその逆で楽しいことやワクワクすることを思い描けば早く起きられるのではないかとふと思った。

そのことが朝目覚めて温かい布団の中にいるよりも心地よいものであれば、より楽しみなものであれば効果的に起きれるのではないか。自分はまだそのことに対して具体的なイメージが持てていなかったということなのだ。

そう考えれば朝の温かい布団の中で過ごす時間よりも自分にとってとても楽しみなことを創り出していかなければならない。たとえそれがすぐに効果がでるものでなくても、継続していくことで今までになかった新しい自分に変われると考えれば、朝の布団の中で過ごす時間がもったいないと思い早々布団の中から脱出できるのではないか。

そう思えば、さっそく自分自身、朝早く起きることによって得られるものについてよく考えこれまでの自分から脱していけるようにしていきたい。

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