第248回 換骨奪胎

今日のテーマである「かんこつだったい」とは他人の詩文の語句や構想を上手く利用し、その着想・形式をまねながら、自分の作としても価値があるものに作ることという意味である。ネット検索で調べたらそのようにでていた。

なぜ冒頭でこのようなことを書いたかというと、今朝の音声配信Voicyの放送を聴いていて自分のあみだしたものをパクられることについてどう思うかといった内容のことを話されていたからである。

確かに自分が発見して苦労してまとめて世にだしたものを、赤の他人がいかにも自分が発見したかのようにそのまま転用されるのは気分のよいものではないと思う。

そういう自分もこのように毎朝聴いた音声配信の内容を記事にしたり、新聞のコラム欄などで面白そうなものがあればそれを題材にして書いているわけなので、パクっていると言われると反論はできないが、ここで争点になっているのは自分のものとして丸ごとそのまま発信しているかどうかということではないか。

個人的には、これはどこそこからでていたものである。とてもよかったので参考にもなり多くの人に知ってもらいたいと思って紹介します。といったようなニューアンスで書かれていたり、ことわりを入れているならばよいと思う。

自分もよく利用して見ているYouTube動画でも本の紹介動画というものがある。その本の要約を短い時間で話されているものであるが、これはその本の要約を含め、その感想やそこから派生した意見や見解が述べられている。このようなインフルエンサーのような感じのものであれば問題はないし、紹介することで多くの方に広めてもらえるわけであり、その結果その本を手にされる方が増えて買っていただくことにつながれば逆に感謝しなければないないのではないか。

自分の結論としては、他で見つけたものを使用する時には、それは自分が考えたものではないということを最初に名言しておくということをしっかりと示すことが大切だと思う。つまりモラルを大事にしなければならない。これをわきまえないと他人のものを使わしてもらうのではなく横取りすることになってしまう。

自分もブログ記事を書いている手前、このことには十分に気をつけていきたい。日常生活をしていく上でよいと思ったことは積極的に紹介して、相手の方の認知度アップに貢献しつつ、そこで自分の色もだして自分のことも知ってもらえるといったウィンウィンの関係を築いていくのが理想であるのでそれを目指いしていきたい。

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