第214回 アウトプットすることの大切さ

同じような題のものを以前にも書いたような気がするが、昨日まで3回にわたってテレビ番組の「カンブリア宮殿」に出演していた栗山監督のことを書いた際に気づいたことについて今日は書いていきたい。

実際にテレビに撮った番組をビデオでみてこのような感想や大切だと感じたことを書くということは、ただ単に番組を「ながら見」するのとは違い、本当に自分の身につくと感じた。

もしもこの番組をただ単に見ただけなら、いい話だなと思ってそのままの流れになっていずれ忘れていただろう。また人に栗山監督のことを話す際にも、全てをはっきりと思い出せずに漠然とした言い方になってもいただろう。

しかし一度見たものをこのように書き出すことにより、記憶の再確認につながるし、ふり返りをおこなうことにより、忘れかけていたことや、うっすらとしていたこともきちんとした言葉になって自分自身に定着するようになったと思う。

それを踏まえた上で、このあとでもう一度「栗山監督って他の監督とどう違うの」といったようなことを聞かれたとしてもこういったふり返りの作業をした後では明確に答えられる自信がついたのである。

以前はノートにこういった番組をみて重要なことだと思ったことは書き留めるようにはしていたが、最近ではやらなくなっていた。しかし今回のことでもう一度、心に響いたことはしっかりとした文章にして書いていこうと思ったのである。

確かに学校の授業や会社の研修ではないのだからいちいちメモをとりながら見るのは面倒くさいと思うかもしれないが、自分自身のためにも漠然とした知識ではなくしっかりとした自分の意見も反映した見識を深めていきたい、そのように今回のことで感じたのである。

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