第162回 休みの日の効用

普段から仕事をしていて仕事の休みは週に1~2回あるが、やはり休日は身体を休めリフレッシュして気分転換することが長期間にわたって仕事を継続していくうえで大切なことである。家庭を持っておられる方にとっても家族とのコミュニケーションをとるには欠かせないものである。

松下幸之助さんが言われていた「一日は仕事で疲れた体を癒すための休養、もう一日は豊かな社会を楽しむためのもの」といったような言葉が自分は好きである。確か松下電器が当時日本にはなかった週休二日制を導入した際に言われた言葉で、自分は本か何かで知ったのだが、高度経済成長期だった当時においてはとても画期的だったと思う。これにならって他の大手企業でも週休二日制が定着していったのである。

今は副業といったことも許容されている世の中で、一つの仕事をとことん極めていくこともとても尊いことだけれども、自分の仕事を自分の所属する一つのコミュニティだけでみるのではなく、仕事から一歩引いて、幅広い視点から俯瞰してみることも、自分の仕事の幅を持たせる意味では重要なことなのではないか。

また様々な外部の方とのコミュニケーションをとることで視野が広がり人生が豊かにもなると思う。自分も休日にはよく本屋へ行って本を色々と読んだりしているが、先にあげた松下幸之助さんの言葉に触れたようにこれまでになかった新しい考え方というのも自分に取り入れることができた。

もちろん普段の仕事の中にも色々な発見や学びがあふれているが、仕事と休日とのバランスをうまくとることが大切であり、これによって充実した人生を歩んでいきたいと感じている。

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