第6回 複眼

朝早く起きてブログを書くと宣言しておきながらなかなか実行することができなかった。毎回自分の意志の弱さを痛感しているところだが最近になってようやく朝いつもより早く起きれるようになった。

自分も年々齢を重ね、今では夜中にトイレで目覚める回数が増えてきた。人によればせっかくの睡眠が妨げられるといった悩みになると思うが逆に考えてみるとこれは早く起きれるチャンスではないかと思えてきた。

つまりいったん目覚めてトイレに行った後に再び眠りにつくのではなくそのまま起きてしまえば早起きができるということである。最近は早く起きれない人のために朝早くから仕事をする漁師さんに電話でモーニングコールをしてもらうこれまでになかった新たなサービスもでてきているという。

考え方を変えてみると今ある状況をうまく組み合わせて利用するということである。最も一般的なのは朝、会社に出勤する、学校に登校するといったことがあげられる。つまり絶対に決まった時間に行かなければならい場所があることで自分たちは強制的に毎朝、決まった時間に起きることが習慣化されてしまうということである。もしこれが休日であったならばいつまでも寝てしまうということになる。

宿題や課題など期限が決まっているものに対しては必ずやる傾向があるが、逆に自分で決めたことに関しては誰の監視やさぼっても叱責されることもないため概して甘くなりがちである。それが真のできない原因ではないか。よって今ある必ずやらなければならない必須事項に便乗する形で一緒に行動していけばできるのではないかというのが結論である。

例えば運動をすると決めても毎日できないとしよう。そうしたら秋も深まりこれから寒くなってきて朝方に布団から出にくくなるこの時期に、暖房を入れて身体を温めるのではなく起きてすぐにストレッチをして身体を温めるようにすればそれが毎朝の習慣となって必然的に運動ができることになる。

冬の到来というとなんとなくネガティブなイメージがあるが見方をかえることでこのようにうまく活用できることもある。これまでは寒さのためギリギリまで布団からでれなかった生活から自己改善していけると考えているのである。

さて寒さもだんだん深まって夜中に目覚める回数もこれからさらに増えてくるように思う。これまでにできなかった早起きが生活のルーティーンとなるようにしていきたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました