自分は大学受験に失敗して1年間浪人していた時期がある。
その時通っていた予備校で同じ高校でクラスメイトだったT君がいた。
彼は必ず予備校の授業が始まる1時間以上前に来て英語の問題集をしていた。
というのも、彼は両親の車で予備校まで送ってもらっており、両親の仕事の関係上、授業開始時刻よりも早めに着いてしまうのである。
つまり授業が始まるまでの朝の貴重な時間を自分の学習の時間としてあてていたのである。
1年後、彼は多くの有名私立大学や本命の国公立大学に合格した。特に受験での必須科目でありかつ得点の全体に占める割合が高い最重要科目である英語の成績は抜群であり、この英語の出来不出来の差が合格の合否を分けたといっても過言ではないと思う。
つまり毎朝の決まった時間に行なう継続した行動、すなわち習慣こそがその人をつくっていったのであって、毎日の継続がいかに大切かを物語っている。自分は10校ほど受験して1校しか合格できなかったが彼の毎朝の継続している姿をみていて同じことを繰り返して自分のものにしていくことがどれほどの結果を生むのかといったことがよくわかった。今振り返っても継続して習慣にしてしまうことがいかに大事かということをまざまざと思い知らされた出来事であった。
私もこのブログを始めた当初、毎朝継続して行おうと心の中で固く誓ったが、さっそく初日から挫折してしまった。自分の心の弱さを情けなく思うが、毎日の継続がとても大切なことは書いていてよくわかったので、自分も毎日書き続けることによって得られる新しいバージョンアップした自分になれるよう一歩一歩進んでいきたい。
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