第287回 ご飯の時間

昨日このブログ記事を書いている時に妻から食事の準備ができたのでご飯を食べてほしいと言われた。しかし記事を書き続けていた途中でキリが悪いために終わってから食べようとしたが、できたての料理が冷めてしまうこともあってか急に妻が不機嫌になった。結局数十分後に書き終えてから食べることになってしまった。

ここで思ったのが、昔の子供の頃、ご飯ができたと親から呼ばれた際に例えば勉強やゲームや何かをやっていた最中であった時に中断してすぐに食べに行ったか、もしくは切りのいいところまで終わらせてから食べにいったかということであった。

自分はどちらかといえば今やっていることを終わらせてから食べに行くことが多かったような気がする。例えば勉強である問題を解いていたとする。ちょうどいい流れで考えていたのにいったん中断してしまうと再度またやろうとしても同じようなコンディションで再開できるかどうか分からないからである。

これは子供の頃に限らず、いつでも同じようなことがあると思うが、それだけ集中力というか、そこまで向かうまでの流れといったものの大切さが分かる。よく運動選手が本番前に身体を温めるためにトレーニングをすることと同じである。いきなり準備運動も何もせずに本番に臨むことは本来の力を十分にだすことはできずパフォーマンスを落とすことにつながるからである。

しかしご飯の準備ができているのにすぐに食べに来てほしいといった作り手の心理もよく分かる。家族で一緒にご飯を食べることの時間の共有や片付けることの手間等を考えると効率面でも遅く来ることによって悪くなってしまう。なのでできれば一緒に食事の時間を共有したいのだが、自分の時間効率も大事にしたい。

このジレンマにどう対応すべきか、何歳になっても悩むことには変わりがない。そのことを昨日久々に感じたのである。

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