第185回 気づく

この記事を毎日書くようになってこれまで気づかなかったことが気づくようになった。

例えば新聞のコラムの内容についてである。自分の場合はどんな人に響く文章や内容にするのかと毎日書く前に必ずといっていいほど悩んでいるが、ある時に新聞を読んでいて「このコラムの書き方うまいな」と思ったことがあった。

もちろん新聞を書く方もその道のプロなので上手く書けているのは当然なのではあるが、やはり視点のとらえ方が自分と違い上手だなと感心させらた。自分もまだまであると感じ、かつこういうふうに題材をみつけて組み合わせていくんだなと参考にもなった。

どういった内容かはここではふせるが、つまりこれまで何気なく読んでいた新聞の記事やコラムに関しても、自分が実際に書いてみることで、これまで当たり前にあったものがいかに工夫されているか、こういった見方やとらえ方もあるかといった視点でみれるようになった。

こういった記事に関すること以外でも、はたから見ているだけではなんとなく簡単にできてしまう、自分でもできるのではないかと思ったりもするものも多いが、実際は思っているほど簡単ではなくやってみて初めてその奥深さに気づくことも多くある。例えば職人といった人がつくるものでも、見た目は手際がよくいかにも簡単につくっているように見えてしまうが、実際には何年、何十年といった修行の蓄積が、私たちからみるととても簡単につくっているようにみえてしまうといったことではないか。

今回の感銘をうけた新聞記事もそれを仕上げるまでにはどこまで深く考え時間がかかったのかと想像してしまう、これまでには新聞にのっている記事一つに対してそのように思ったことは全くなかった。よってこれからは新聞をただ読むだけでなく、これを伝えるためにはこのような切り口で文章を書いていっている、そういう目をもって記事を読んでいき、その内容のとらえ方を参考にして自分の書く文章の構成力アップにつなげてきたいと感じた。

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