第21回 本多静六に学ぶ

以前YouTube動画で話題になった明治から昭和初期に活躍した本多静六の著書である私の財産告白を読んで感じたことを書いていきたいと思います。

そもそもこの本を読もうと思ったきっかけは内容をYouTubeで聴いているうちに自分と考え方が似ているのではないかと思ったことである。それが親近感となって読んでみたくなったのである。

まずは一日数ページにわたる文章の執筆を毎日継続したことがあげられます。今でいうブログの先駆けみたいなもので、当時はブログとは違って誰かに見せるためのものではありませんでしたがのちに書籍の題材として用いられたりと結果的に積もり積もったものが長年として副収入の糧となったことです。

これには本多静六はマイルールを決めていたそうで、仮に一日休んで書けなかったら次に日にはその分を埋め合わせた二日分を書くというものである。これを頑なに守り通したということである。

確かに一度挫折したらそのまま書かなくなってしまうが自分を含めた多くの人にありがちなことであるがここで学ぶべきことは一日1テーマを書くということを継続したといったこと、これを毎日のルーティーンに組み込んで自分の習慣の一部にしたということである。自分も見習うべきことである。

ただ一つ自分と考えが違うところは、自分は本多静六のような強靭な意志は持ち合わせてはいないので、一日休んだら次の日にはその分を取り返すといったことはせず、逆にその分を後追いしてはいけないというルールにしている。つまり一日休んでできなかったら、そのできなかった分を取り戻そうと次の日に二日分してはいけない。次の日も変わらず一日分のみするということである。

これは自分が毎日本を一日一項目づつ読むといった今の習慣にもなっており、仮に後で読めなかった分を取り戻そうとするとかえって負担が増えて長く続かず早く挫折をする原因となってしまう。よってできなかった分はやらないと決めて、とにかく継続するといった点を重視した。結果として何回か休んだ時期はあったものの結果として本を読み終えることができた。そのためこの継続するという習慣は今も続いている。

最後にこのことをブログに書こうと思ったのも、今から何十年も昔に今の自分と同じようにしていた人がいて自分も負けずに続けなければならないと感じたこと。またそれが将来の副収入となっていったこと。実際に行なった人がロールモデルとなっているからこそやる気がでて今一度再チャレンジしてみようと思った次第である。本多静六から学べたことはこの他にも多々あったのでそれらは次回以降に書いていきたい。

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