第146回 オープニングトーク

どうでもいい話ですが、自分はラジオ等の番組の冒頭に流れるパーソナリティの最初の挨拶というのを聞くのを自分の密かな楽しみにしている。

理由は最初の短い限られた時間の中でのコメントを聞くことは、そのパーソナリティの方がその時に何を感じているのか、その方の感性や人間性に触れられる絶好のタイミングだからである。もちろんその中には時候のあいさつとして今の季節感に関することや旬の話題が盛り込まれており、自分はその番組の始まりの部分だけをラジコのタイムフリー機能を使ってほぼ毎日聴くのが日課になってしまっている。

ある特定の番組をある特定の時間だけ毎日聴き続けることによって、そのパーソナリティの方の世界観や性格、特徴などがつかめてくる。会ったこともないのにこの方はおそらくこんな感じの人なんだなという人間性が分かり面白いのである。

同じ番組内でも曜日ごとにパーソナリティの方が変わる場合がある。曜日によってその方の持っている独特の雰囲気や世界観がでてくる。例えばオープニング30秒といった短い時間の中であってもその時間内に話題がおさまるよう精一杯に旬の題材を詰め込んで話される方はとても几帳面で真面目な方なんだなといった印象をうける。また時間は少し余る感じがするけどほんわかな内容を話される方は番組内でも共演者の方の持ち味を引き出すのが上手かったりするとか、それぞれの方の長所もみれて楽しいのである。

今回は自分の少しマニアックな習慣について書いてみたが、こういったことはふだんの仕事をしている職場でもみることができるのではないか。最初の印象とは違い、一緒に仕事をしてみることでそれまでには分からなかったその人の本性みたいなものを知ることができる。その新たな発見によりこの人って実はこんな方だったんだという面がわかり人間性の奥深さを毎回学んでいるのである。

コメント

タイトルとURLをコピーしました