第208回 早めのとりかかり

今朝は町内会のゴミ出し当番であった。毎回持ち回りでゴミ置き場の事前セットと後片付けをするという役目である。今朝も6時過ぎにゴミ置き場に設置するカゴなどのセットをしてきた。

実はセットする時間は毎回朝6時半とは決められてはいるものの、実際は6時半前にはすでに持ってこられたゴミが置かれており現実的には5時半くらいからセットしておかないと間に合わないといったところである。今日もすでに10件ほどのゴミが置かれていた。

本来ならばゴミ当番を担当する人が一番に来てセットしておくのがふつうなのだが、もうすでにゴミがそこに置いてあると「遅かったか」と少し落胆した気持ちになる。

話は変わるが、計画を立てそれを実行していくことは日常生活の上でよくあることである。今回のことの逆にあたるのだが、予定されていた計画を前倒しで進められていると、なんとなく気分がよい。

つまり心理的に予定されたものよりも早めに進められていると自己肯定感が高まり、今後も前向きに取り組めるようになるのである。これは自分が他の人よりも先に実行しているといった優越感にひたれるということもある。

例えばこれは仕事でお店の各箇所を計画的に清掃を行なうという清掃計画についてもいえる。お店の清掃計画は事前に店長が予定表を作成し、それに沿って毎日行なうというものであるが、これが前倒しでどんどん進められている状態というのは心理的にとても気持ちがよく、今日も先行して清掃をすすめていこうという気分になる。

逆に計画が滞っていて計画した箇所をやれていない日が続くと、だんだんともうどうでもいいやという気持ちになって計画通り進めていくことができない。

つまり計画は基本的に予定されているものよりも早めにとりかかって仕上げていくことこそが、達成していくための要諦なのである。

もし計画に忠実に実行していたとしても、当日に何らかの不測の事態がおきて仮にできなかった場合、前もって予定の箇所を済ませておけば後になって慌てることもなく、計画通りに進まなかったと気分が落ち込むこともない。何事も早めにとりかかり、済ませておくといったことが大切である。

今朝のゴミ出し当番を行なってふとそんなことを考えてみた。今後も定期的に順番が回ってくるので、次回からは時間的に余裕をもって取り組んでいきたい。

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