第148回　兆候

昨日両親が自分の誕生日祝いで食事をごちそうしてくれた。しかしあいにく自分の体調が優れず、途中で切り上げて帰ってきた。せっかく祝ってくれたのに両親には申し訳なかった。

それなら行く前にキャンセルすればよかったのではないかと思うかもしれないが、全くその通りであった。まさかここまでひどくなくとは思わなかったからだ。

基本的に自分には疲れてくると熱はないが生あくびがでて頭が痛くなってだるくなるといった身体の症状がでてくる。これは年に数回おこる自分の体内のバイオリズムであり、そういった時はゆっくりと寝れば回復するのである。

今回もちょうどその症状が出てしまった。食事に行く直前までなんだかだるいなと思って布団の中で横になっていたのだが、その時点で今回は行かない方がいいという判断をすべきだった。せっかく食事に誘ってくれているのだから少々無理をしてしまったのが、そのことがかえって迷惑をかけてしまった。

今朝、両親に電話をして昨日のお礼とお詫びをした。今後は大切な時期に合わせて無理をせずにゆっくり身体を休めるようにして、万が一にでも気分が悪い時には断る勇気も必要であることを今回学んだ。

次回からはそのことに気をつけていきたい。またこちらからも積極的に会話をしてお互いの近況を話し合い楽しいひと時を過ごしたいと思う。