第46回 ものは考えよう

最近気温も落ち着きすっかり秋らしくなってきた。あれだけ暑かった夏がもう過ぎ去ったのかと思うとなんだか感慨深いものがある。

さて、先日出勤時のラジコで聴いた資産形成のコーナーで拠出型年金のイデコの長所の一つに60歳まで積み立てた資金をおろせないことというアドバイザーからの発言があった。それを聴いて一瞬エッと耳を疑った。

この60歳まで資金をおろせない資金拘束をされるという点は一般的にデメリットにとらえられていることが多く、特に途中で引き下ろせないことをしっかり認識した上で活用することを注意警告しているものがこれまで聴いてきたイデコ関係のものではほどんどであった。

しかし逆に資金が途中で引き出せないということはそれだけしっかりと貯まりやすいということの裏返しであり、いちおはそのことを注意するようには補足されてはいたものの、それを資産形成のメリットととらえている点が斬新で新しい視点だと思った。

さて自分は来月の人事異動で(今までは会社の中で一番遠い勤務地に通っていることになるのだが)次からは一番近い勤務地となる。通勤距離の面だけでみると近くなってよかったなと思うが、逆の面からみるとこれまでは朝早く起きて出勤しなければならない。よって朝早く起きなければならないという習慣が自分の中で身についていた。また移動中での時間をこれまでこのブログでも書いてきたような色々なインプットの時間にあてることもできた。しかしこれからはその時間が無くなると思うと自主的にその時間をつくらなければならなくなる。これまでは強制的にそうせざるおえなかったが、今後は自分自身のこころがけ次第となってくる。別の新たな習慣を創らなくてはならない。

このようにいいことも悪いことも見方によれば一長一短である。特に悪いことがあった時には単に嘆き悲しんで悲観にくれるだけで終わらず、別の面からも目をむけて何か得るところがないかを深く考えるきっかけにしてはどうだろうか。

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