第153回 変遷

資産形成の面で昔は貯金、預金をはじめとする貯蓄がメインだった。それは自分の親や祖父母世代においてその時代に関してはそれがその時代の当たり前のことであった。それが自分の子や孫にまで浸透させているため、よく貯金をしなさいと言われるのである。

昔は郵便貯金の利息が7~8%あった時代もある。今の0.001%の金利を考えればとても高く羨ましい。昔は確かに金利が高かったので貯蓄が資産形成上はとても有益であったが、今の時代はそうではない。

今では政府の後押しで来年から新NISAが始まる。特定の投資商品に関して確定した利益に対する税金がかからないというメリットがあるというものである。

はじめは自分もどういったものか分からず、現行NISAをはじめたが、やっていくうちにつれて色々と分かってきたことがある。

例えばこれまでの貯蓄のように利息が少しづつつくというのではなく、その時の相場によって含み益がでたり含み損がでたりする。しかしその分お金の増減の幅は大きい。これらの商品を買うには基本的に投資信託がメインなので株や債券などが色々と混ざった詰め合わせパックみたいなものを買うなどである。

これらのことは自分にとって新しいことではあり最初は何も分からず怖かった面もあったが今では慣れてきてこれからの時代には貯蓄より投資といった流れになってくるのだということも分かった。

資産形成はその時代によって適正なものがある。いまはNISAだが今後はまた別のものがでてくる可能性がある。自分自身、これからも新しいものに恐れずに勉強していく必要性があると感じている。

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