今回は灯台下暗しといったことについて述べてみたいと思います。大切なもの、大事にしなくてはならないものは案外自分の足元にあるんだなといったことです。
先日のニュースで日本電産の社長交代が発表されたが、外部から招聘してきた人物から創業時から共に歩んできた生え抜きの人物に交代した。理由は業績の落ち込み以外にも、外部に優秀な人材がいると思い込んでいた、仕事のやり方の面でも食い違いがあり、我社で大切にしている仕事のやり方の伝統が薄れてきているというものであった。
先日亡くなられた稲盛和夫さんも、本人が書かれた著書内に、新しい事業は今やっている仕事の創意工夫から生まれるもので、今ある仕事の延長線上にあるといった趣旨のことを述べられていた。
これからも分かるように棚から牡丹餅、瓢箪から駒といったようなある日突然、思いがけないことが起こるといったような幻想に惑わされるのではなくあくまで地道に自分が今やっている日々の行動一つ一つを大切にしていかなければならなく、その中に自分を成長させてくれるものがあり、その継続こそが自分を創っていくのだなと感じた次第である。
よく自分はブログに何を書けばいいのかといったことに悩み、ネタ切れで書くことがないこともあるだろうと安易な考えをこれまで持っていたが、自分が日常で経験していることこそがその題材になりえるわけで、そのヒントがいくらでもあるにも関わらず自分自身それに気づかずに見過ごしていたことが今回のニュースをみた感想であり、それが自分自身にも当てはまっているなと恥ずかしなら思った。よって今ある環境に感謝し、これからはちょっとしたこれまでは気に留めていなかったことが実はとても大切なヒントになっていること、見過ごされがちだけど実は大切なことであると自分が気づいたことを書いていきたいと思っている。
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